生きる術のなんちゃってぶろぐ。

生きる術です。毎日の暮らしの中で気付いたことをメモ的に書いていきます。仲良くしてあげると喜びます。

【良書紹介】仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方。

仕事をやる上でミスをなくすための脳の使い方を教えてくれる本書。

 

著者によると仕事上でのミスの多くは、

 

①メモリーミス(忘れた!)


②アテンションミス(見落とした!)


③コミュニケーションミス(伝わっていない!聞いていない!)


ジャッジメントミス(判断を間違えた!)

 

の4つに大分されるという。

 

そんな4つのミスを減らしていくために、本書で着目されているのが「ワーキングメモリ」である。

 

ワーキングメモリは「作業記憶」と言われ、「長期記憶」とは違って一時的にしか記憶されない「脳の作業台」のようなものである。

 

そして私たちはワーキングメモリを含め、脳や記憶の力を少し過信し過ぎている節がある。

 

「しっかり覚えた!」「忘れないだろう」と自分が思っていたとしても、脳は意外とあっさりとその出来事を忘れてしまう、という意識と脳のギャップこそが多くのミスが起こる原因だという。

 

また一度に脳・ワーキングメモリが蓄えられる情報も案外少なく、7つ前後を同時に扱うのが精一杯という具合だそうだ。

 

本書では、そんな「意外とアテにならない脳の知覚力・記憶力」をしっかりと自覚し、「人間の脳は忘れてしまうものだ」という前提に立って行動することがミスを激減させる第一歩だという。

 

具体的な手法としては、出来る限り「脳の作業台」の上に記憶を置かない様々な技術を紹介してくれている。

 

「メモを取ること」などがその代表的な例だろう。外部に出してしまえば脳の負担が軽減されるからだ。

 

そのような記憶のためのメモ術などのテクニックと、ワーキングメモリの節約術などがふんだんに盛り込まれた本書。

 

単なる自己啓発本ではなく、脳科学の内容に触れる学術的な部分もあるが、おもしろく読みやすく書かれているので最後まで苦もなく読めるところも魅力である。

 

ワーキングメモリを知ることによって、仕事のミスを劇的に減らし、よりよい職場環境にステップアップできること間違いなし。是非一読を。

 

仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方